2012年7月27日金曜日

ひととのつながり


こんにちは。パトリシアです(*癶∀癶)

7月も終わりになり、みなさんも夏の予定満載で忙しいことと思われます。
実行委員も、あわただしく活動している今日この頃です。
さて、今回は震災から一年半たった私の想いについて少し綴らせていただきます。

「震災」と聞くとみなさん、辛い、悲惨、心に傷を負って悲しみの中生きているように思われがちですが、そんなことありません。
もちろん、忘れることはできませんし、忘れてはいけませんし、いまだに悲しみを背負って生きていらっしゃる方もたくさんいますので、これは私の一個人話としてお読みください。


震災から一か月後のとある日、仙台基督教会の主日礼拝に行くと、見たことのない怖いお兄さんが座っていました。
坊主だし無愛想だしガチムチだしオーラ半端ないし、誰だろうって遠くから見ていたら、被災地ボランティアに来た方でした。
しかしすぐ地元にお帰りになるということで、聖公会だしいずれどっかでは見かけるかもしれないけど、今後めったに会うことはないだろうと思いつつ、怖くて話しかけられなかったのでメールで丁寧にあいさつをしました。

さて次の主日に礼拝に行くと、また坊主の怖い彼がそこにいます。
また来たらしいです。
非常にびっくりしました。

それから彼はずっといます。

そして震災から3カ月。
東日本大震災3カ月記念礼拝が執り行われた日、若い女の子が2人参列しています。
聞くと北海道とか名古屋とか長野とかアイルランドとか、いろんな地名ワードが出てきて結局どこから来たのかよくわかんないまま、そのうちロシアのハーフっぽい一人を連れて飲みに行きました。
実は名前が覚えられなかったので、その日名前を呼んだ記憶はありません。「○○みちゃん」ってことだけはわかってたんだけどな。○○が覚えられなかった。

そんな彼女はちょくちょく仙台に来て夏の終わりくらいからずっといます。
生粋の日本人でした。

その二人こそ、今大会の実行委員長岩本と、広報松村です。

生まれも育ちも違うし、歳も若干の差があって、好みもばらばらで、出会ってまだ一年くらい。
共通点は聖公会信徒でラーメンが好きなとこくらい。

けれど毎日いっしょにいても飽きないくらい仲良しです。
というか、実際ほんとに毎日朝から晩まで仕事もプライベートも週8くらいでいっしょにいる気がします。
ほんとよく疲れないねわたしたち。


そして被災地ボランティアに若い人がたくさん来てくださいます。
そのたびに仲良くなって一回しか会ってないのに、仲間と思える人がたくさん増えました。
その縁がきっかけで、旅行先でよく聖公会関係のひとと会うようにもなりました。


他の実行委員はもともと仙台にいましたが、震災以降いろいろな活動を通して、より絆が深まったように思えます。

会計の敬信くんは、実は震災前はあったことがありませんでした。
ある日ご飯に誘ったのがきっかけで仲良くなり、無口な彼もわたしたちの仲間となり、今では唯一無二のおもしろキャラクターとしてみんなの注目を浴びています。笑


震災でたくさんのひとが東北を想い動いてくださいます。
そして出逢います。

これほど神さまの導きに感謝を覚える日は今までなかったくらい、今とても幸せです。

震災以降、私には大切な人がたくさん増えました。

みんなで共になにかをする喜び、みんなで生きていくことの喜びを東日本大震災は私に教えてくれました。
辛いことばかりじゃない。
みんなで支え合って、そして「誰かのため」に生きていけば、きっと悲しみを背負っている人も光に満ちた未来を歩んでいけるはずです。

今回の青年大会もそんな人との出逢いの場、繋がりの場にしていただければ最高だなって思ってます。




松村VS岩本VSパトリシアの三人指相撲の図。
誰が勝ったかは、ご想像にお任せします。笑
以外と白熱するよ!

*しゃろーむ*





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