2012年8月5日日曜日

石巻市:こどもたち


こんにちは。実行委員長の岩本です。
今回は被災地での活動について書きます。

いっしょに歩こう!プロジェクトの支援活動を通してたくさんの子ども達と知り合うことができました。外国人支援は外国から来られたお母さん達の支援が主となり、関わっている多くの家庭には小学生、中学生の子どもがいます。
お父さんは日本人ですが、漁業をしていて長期間漁に出て家に帰ってこない、離婚した、亡くなったなどと関わっている多くのお母さん達は旦那さんに常時頼ることは不可能な場合がほとんどです。
日本語を話す事はできますが、学校からのプリント、市からの配布物などを読むには漢字が多すぎて処理することは困難です。子どもへ勉強を教えるとなると小学生の勉強であろうと本当に難しいです。
そこで、個別支援として学校や行政からの配布物の翻訳・説明に加えて、子どもの学習プログラムを行っています。夏休みなどの長期休暇にはカトリック教会の支援団体の拠点である「カリタスジャパン石巻ベース」の一室をお借りして学習プログラムなどを実施しています。カリタスジャパンのベースをお借りして勉強会を実施する際には地域の子ども達にも呼びかけ多くの人数で学習プログラムを実施しています。毎回多くの子ども達が参加してくれ、大変賑やかな勉強会となっています。

私自身、日曜学校などの先生の経験もなく最初はどうやって関われば良いのか全く分かりませんでした。しかし、子ども達と対等な目線で関わって行くうちに子どもに対しての苦手意識は次第に弱まっていきました。このような子どもプログラムを通して子ども達の不安な気持ちを取り除き少しでも明るくしたいと思っています。





集中して夏休みの宿題に取り込む子どもたち


幼稚園の子どももお兄ちゃんの横でお絵描きをしています



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